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Youtube広告の成功事例をご紹介!本当に効果の出る広告を学ぼう

YouTube広告成功事例

動画広告を考える上で、「Youtube広告」は必ず名前に挙がるでしょう。Youtube広告を上手に活用すれば、少ない費用で最大限の広告効果が得られます。

ただしYoutube広告についてノウハウがない場合、「そもそもYoutube広告の運営方法が分からない」と困り果てる場合もあるでしょう。すでにYoutube広告で成功している企業からノウハウを学べば、自社がYoutube広告で成功するために役立てられます。

今回はYoutube広告で効果を出す方法が分からない方向けに、各企業の成功事例をまとめてご紹介していきます。

  • 某シューズメーカー
  • 某ノートPCメーカー
  • 某名刺管理サービス
  • 某自動車メーカー
  • 某コンビニエンスストアチェーン

某シューズメーカー

ある世界的シューズメーカーでは、自社シューズの通気性を表現するためにパスタを利用する変わった趣向の動画を公開しました。

シューズを台に固定した状態で、男性がゆでたパスタを上からそのまま掛けます。つまりシューズをざる代わりに湯切りに使うという、普通では考えられない行動が視聴可能です。

結果的にシューズは水をほとんど排出し、パスタだけがシューズの上に乗っています。上に乗ったパスタを、最後は男性がトングで拾って直接口に入れるのも非常にユニークです。

パスタの湯切り代わりにシューズを使うことで、シューズの通気性と他の動画にはない意外性を同時に打ち出せたのがこの広告の成功点です。シューズを湯切り代わりに使うというアイディアで、唯一無二の動画コンテンツとして成立しています。

このように一見関係なさそうな要素を上手くかみ合わせることで、他社にはないユニークな動画広告を作りユーザーの興味をそそる方法は有効です。

某ノートPCメーカー

某ノートPCメーカーでは、自社のパソコンブランド告知を6秒のバンパー広告(スキップ不可の広告)で配信しました。

ディスプレイがユーザーの目の前に向けられたノートパソコンが最初に画面表示され、すぐにディスプレイが切り替わります。切り替わったディスプレイには有名アイドルグループのメンバーが表示され、そのメンバーが画面を横に移動しながらディスプレイから外へ出てきます。そして、「パソコンなら○○」とキャッチコピーを口にしたらすぐ動画広告は終わりです。

シンプルながらダイレクトに宣伝したいノートパソコンを表示、それから有名人をディスプレイに表示して飛び出るような演出をつけ、ユーザーの目を引きながらキャッチコピーを流すという一連の流れがきれいに決まっています。視聴した方はすぐ、「ノートパソコンならば○○だ」とすぐ思い浮かぶようになるでしょう。

認知度向上において、時間の長い動画はあまり好ましくありません。Youtube広告は自分が視聴しているコンテンツの途中で強制的に再生され、邪魔に映るからです。

その点この広告はたとえ途中で流れても6秒で終了しますし、煩わしい演出もないので無理なく最後まで視聴できます。それでいて一番伝えたい部分だけを強調している分、ユーザーの印象に残りやすくなります。

Youtube広告では、このように短い時間でシンプルに伝えたい内容が伝わるよう演出などを工夫するのもポイントです。

某名刺管理サービス

某名刺管理サービスは、ストーリー性を前面に出した動画広告を配信しました。

ベテラン俳優2人が演じるある会社の社員が、神妙な顔をしながら営業先についての話を行い会議場へ向かいます。営業先との人脈づくりに奔走していた2人ですが、会議場では「新会社設立セレモニー」が行われ、勤めている会社が話に挙がっていた営業先に買収される発表がありました。

セレモニーが終わった後、2人は営業先から来た新社長と出くわします。そして2人の内、上司のほうは新社長から「ご無沙汰です」と声を掛けられます。

しかし上司は面識があることを覚えておらず、初対面時のパーティーで名刺交換を行ったか聞きます。新社長は「行いました。まだ持っています」と回答し、上司は「それを早く行ってほしかった」と口走るのがオチです。

人脈作りにおいて、名刺は重要です。名刺を上手く管理できていないと、重要なビジネスチャンスを逃してしまう可能性があるとドラマ仕立てで分かりやすく説明しているのが面白いところです。

自社サービスの説明は最後の数秒にとどめ、最後まで視聴してくれるような工夫も忘れていません。

このCMシリーズはYoutube広告やテレビで複数配信され、人気があります。単に自社のサービスをプッシュするのではなく、一つのコンテンツとして面白く視聴できるようにストーリーを持たせる重要性を伝えてくれる素晴らしいYoutube広告です。

某自動車メーカー

外国の某自動車メーカーは、限られた予算を最大限に利用するYoutube広告手法を編み出しました。

広告で宣伝された数千万する高級モデルは、3.5秒で時速0kmから時速100㎞に達する加速性能を持っています。そこでインストリーム広告を使い、最初の3.5秒を自動車の加速映像に、残りの数秒を製品の名称とメーカーのロゴ表示に費やしました。そして残った尺にはSkip Addが表示され、いつでも広告を終了させることができるという仕組みです。

実質5秒ほどの動画なので、スキップボタンが表示されたときにはすでに広告が終了しているのがユニークです。ユーザーは広告を長いと感じてスキップする前に、全広告が終了しているという不思議な感覚に襲われます。

これが、宣伝モデルの加速性能を強調する結果につながっています。

さらにインストリーム広告はCPV(30秒以上、または全動画視聴によって課金される)なので、スキップされれば課金はされません。この広告は全尺を使う前に広告が終了しているので、スキップされる可能性が高くなります。

つまり「スキップされているのに、実質広告はすべて視聴されている」というモデルを作り、費用を掛けずに製品の認知向上などを成功させています。Youtube広告の性質を熟知した上で、対費用効果の高い手法を思いついた点は参考になるでしょう。

某コンビニエンスストアチェーン

某大手コンビニエンスストアチェーンでは、「朝にコーヒーとパンをセットで購入すると、200円になる」というキャンペーンを開催しています。そしてキャンペーンを来店につなげるため、Youtube広告としてバンパー広告を配信しました。

テレビCMも行っていましたが、ちょうどテレビ視聴時間が減る時期であり効果が出ませんでした。そこでスマホがあればいつでも視聴できるYoutubeに、広告掲載して効果を測定したのです。

メッセージはキャンペーン名とセットで200円の2つだけに絞り、余計な内容は一切排除しています。さらに「ABテスト」も行い、

  • 男性用の広告
  • 女性用の広告

2つを配信しました。

するとよりコンバージョンに近いアクションを取ってくれるのは女性であると判明し、女性の来店が増え売上も向上しました。

「OtoO(オンラインの施策により、オフラインの実店舗集客へつなげる)」マーケティングは現在盛んに行われていますが、このチェーンでは忙しくてもすぐ視聴できるバンパー広告を使い上手く来店促進に成功しました。しかもABテストで後の施策にもつながる重要なデータを得られたのも、注目すべきポイントです。

まとめ

今回は参考になる、Youtube広告の成功事例を5つご紹介してきました。

奇想天外なアイデア実行や短い尺の有効活用、ストーリー性を出すなど、さまざまなノウハウを学べたと思います。ノウハウを自社で上手くアレンジできれば、成功事例のように自社もYoutube広告を成功させられる可能性が高まります。

ぜひさまざまなノウハウを習得して、Youtube広告を効果的に運用してください。