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教育・学習系に相性の良いマーケティング8選
今回の記事では、教育・学習系の企業が行う集客活動において、より効果的なマーケティング手法をご紹介します。
「集客しないといけないけれど、何から始めれば良いか分からない」
「マーケティングのやり方っていろいろあるみたいだけど、どの手法が良いか分からない」
以上のような疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
※この記事は、特に中小企業や、個人塾向けの内容となっています。
教育・学習系でマーケティングを成功させるために大切なこと
まず始めに、教育・学習系の企業がマーケティング活動を成功させるために大切なことを、3つお伝えしておきます。
- 良いサービスを提供する
- 常に集客する
- 見込み客を獲得し、醸成する
以上を念頭においておかないと、効果的なマーケティング手法を選んだとしても失敗に終わってしまう可能性があります。
ここでは、これらの3つがなぜ大切なのかをわかりやすく説明しておきます。
良いサービスを提供する
当たり前ではありますが、以下のような点において、良いサービスが提供できていることを前提に、マーケティングを始めましょう。
- 授業、講義内容
- 生徒とのコミュニケーション
- 成績、合格率
- キャンペーン、受講特典
これらが備わっていなければ、せっかく集客活動に力を入れても退会者が増えてしまったり、悪い評判が浸透して入会者が減ってしまうことがありえます。
特に、教育・学習系の集客では、人の評判が大きく影響する傾向があります。
マーケティングに注力するのも大切ですが、今一度、自社のサービスが充実しているかどうかを見直しておきましょう。
常に集客する
塾であれば、3〜4月の進級・入学のタイミングで入塾希望者が増えます。
そのため、この時期だけ集客活動をすれば良いと考えてしまうケースが多くあります。
しかし、集客活動は年間を通して常に行うのがおすすめです。
教育・学習系の集客において、見込み客としてまず獲得すべきは
- 今すぐ客(必要性が高く、すぐに申込みたい人)
- お悩み客(課題や悩みがあるが、解決策を探している途中の人)
以上の2種類のお客様です。
「今すぐ客」は繁忙期のみの集客で獲得できるかもしれませんが、「お悩み客」は年間をとおしてどのタイミングに現れるかわかりません。
このような理由から、見込み客が自社にいつでも興味を持てる状況を用意できるように、集客を常に行っておいた方が良いのです。
見込み客を獲得し、醸成する
集客活動で獲得した見込み客が、全員すぐに申し込んでくれるとは限りません。
- 他の塾と比較したい
- 利用者の評判を確認したい
- 今利用している企業からの乗り換えが本当に必要か迷っている
- 入会する必要性があるか悩んでいる(独学と迷っている)
など、様々な理由で申込みを先送りにしている見込み客がいます。
そのため、見込み客の獲得後は、申込みの決断をしてくれるまで醸成活動が必要になります。
ここを疎かにしてしまう企業は、競合に見込み客を奪われてしまい、せっかくのチャンスを逃してしまうので気をつけましょう。
教育・学習系に相性の良いマーケティング手法8選
教育・学習系に相性の良いマーケティング手法は、次の8つです。
- チラシ
- SEO対策
- MEO対策
- インターネット広告
- ポータルサイトへの出稿
- LINE@
- メルマガ
これらのマーケティング手法を簡単に解説するので、自社に合ったものを選んでいただければ幸いです。
チラシ
ポスティングや配布など、チラシによるマーケティングは昔から行われていますが、地域密着型のサービスであれば、現在も有効で費用対効果が高い手法です。
チラシを効果的に利用するには、認知度UPや、他のマーケティング手法に繋げるための取り組みとして捉えることがポイントとなります。
受け取った人の目を惹くデザインにし、さらに、自社ホームページやSNS、LINE@のQRコードを載せるようにしましょう。
SEO対策
SEO対策は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位に自社サイトを表示させための取り組みです。
狙ったキーワードで上位表示されてしまえば、自動的に集客できる仕組みが確立できるのがSEOの魅力です。
SEO対策自体は無料でできるため、費用対効果が高いマーケティング手法でもあります。
MEO対策
MEO対策は、SEOのマップ版で、GoogleマップやYahooマップなどの地図検索において上位表示させるための取り組みです。
店舗型のビジネスであればSEO同様の効果が見込めますが、オンライン型のビジネスの場合は注力する必要性は低いです。
インターネット広告
インターネット広告のメリットは、費用をかければすぐに見込み客にアプローチが可能になるという点です。
以下のようなインターネット広告は、教育・学習系の企業に効果が高くておすすめです。
- 指定したキーワードや地域の検索結果画面に表示する「リスティング広告」
- 一度自社のサイトにアクセスした人にのみ表示する「リターゲティング広告」
- SNSの画面上に表示する「Facebook広告」「Instagram広告」「Twitter広告」
ポータルサイトへの出稿
教育・学習系サービスの比較・資料請求などができるポータルサイトに出稿することも、見込み客に素早くアプローチする方法の一つです。
- 掲載費がかかる
- 掲載している競合が多いと埋もれてしまいがちになる
以上のようなデメリットもあるため、費用対効果を踏まえて検討することをおすすめします。
教育・学習系でもSNSを活用したマーケティングは効果的です。
特に次のような理由から、Facebookとの相性が良いケースが多いといえます。
- 文字数に制限がない
- 利用ユーザーの年齢層が高く、教育・学習への投資に余裕がある世代へのアプローチが可能
- フォローしてくれたユーザーの特性(地域、年齢、性別)が分かる
LINE@
友達登録している人に対してメッセージを送信できるので、見込み客の醸成においてLINE@は効果的です。
また、通常のLINEのように、1対1の個別トークも可能なので、見込み客の疑問や不安にすぐに対応できるのもメリットです。
メルマガ
メルマガも、見込み客の醸成において効果的です。
LINE@では個人情報を取得できないというデメリットがありますが、メルマガの場合は登録時に個人情報を取得することが可能です。
ただし、開封率ではLINE@に劣るケースが多いので、メルマガとLINE@の両方を活用するのがおすすめです。
まとめ
今回は、教育・学習系で押さえておくべき集客のポイントと、相性の良いマーケティング手法をご紹介しました。
貴社に合ったマーケティング手法が見つかり、集客数UPに貢献できれば幸いです。