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【成功のポイントも解説】SNS主要3サービスで動画マーケティングを活用しよう
SNSがユーザーの購買行動に大きな影響を与えるようになり、それに目をつけた企業が今や次々とSNSマーケティングに参入しています。SNSマーケティングでは、主に商品やサービスに関する投稿をSNSで行い、認知度向上やコンバージョン獲得などを狙っていきます。その際ぜひ活用したいのが、動画を活用したSNSマーケティングです。
単にテキストや画像を交えて投稿するだけでなく動画も含めた投稿を行うことで、SNSマーケティングはさらに効果的なものになります。
今回は「Facebook」、「Twitter」、「Instagram」主要3SNSで動画を活用してマーケティングを行うメリットやポイント、さらに実際の成功事例まで詳しく解説していきます。「SNSマーケティングに動画を絡めて成功させるにはどうしたらよいか知りたい」という方は、ぜひご覧下さい(「Youtube」もSNSに含まれますが、動画投稿が基本であり3サービスとは特性が違うので今回は割愛させていただきます)。
SNSマーケティングで動画を活用するメリット
SNSマーケティングで動画を活用すると、次のようなメリットがあります。
- 画像やテキストより遥かにたくさんの情報を一度に伝えられる
- 訴求力が高く、投稿が閲覧されやすい
- 拡散されて高いマーケティング効果を発揮する可能性がある
画像やテキストより遥かにたくさんの情報を一度に伝えられる
動画というのは、密度の高い情報伝達手段です。
SNS投稿はテキストだけ、あるいはテキストに説明画像を組み合わせたもののどちらかのパターンが多いです。しかし動画投稿は、こういった他の投稿方法と比較して実に数千倍以上の情報を一度の投稿で伝えられます。
結果的にSNSで長ったらしい文章投稿を複数回行うよりも、動画投稿で伝えたい内容をまとめたほうが多くの情報を無駄なく伝えられます。
訴求力が高く、投稿が閲覧されやすい
動画は複数の静止画が次々に表示されて成立しています。そしてそこにBGMなどエフェクトも追加されます。ですからダイナミックな映像や演出で商品やサービス内容を伝えられるので、訴求力が他の投稿方法よりも高いのが特徴です。
そして仮にSNS上のタイムラインで投稿が流し読みされているときなども、ユーザーはテキストや画像だけの投稿より、動きのある動画投稿のほうに自然に目が行くでしょう。
拡散されて高いマーケティング効果を発揮する可能性がある
SNSの大きな特徴と言えば、拡散力です。投稿内容が興味を引く面白いものであればユーザーによって投稿がどんどん拡散され、当初予想もしなかったような大きな販促効果が見込める可能性もあります。
そして画像やテキストだけの投稿より、動画は動きがある分ユーザーの目に留まりやすく、面白ければそれだけ拡散される可能性も高まります。このように拡散されて高いマーケティング効果を発揮する可能性があるのも、SNSマーケティングで動画を活用するメリットです。
SNS動画マーケティングを成功させるためのポイント
ここからは、SNSマーケティングで動画を活用して、マーケティングに成功するためのポイントをご紹介していきます。
- 短い時間で動画の内容がしっかり伝わるようにする
- 各SNS特性をしっかり理解して動画投稿を行う
- 絶えず効果分析・改善を行う
短い時間で動画の内容がしっかり伝わるようにする
「動画で大量に情報を伝えられるのならば、商品やサービス内容をしっかり伝えられる長めの動画を制作してSNSに投稿すれば効果が挙がるのではないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかしSNSでは、基本長い動画投稿はNGです。
SNSが受けているのは、サッと友達や興味のあるアカウントに関する投稿を閲覧できるからです。よって再生時間の長い動画は、返ってユーザーに嫌がられて最後まで再生されず、テーマが上手く伝わらない可能性もあります。
SNSで投稿する動画は、長くても1分以内、短くて15秒ほどで調整したほうがよいでしょう。ちなみに動画の再生時間が短いほど、最後まで動画が再生される可能性が上がります。なるべく伝えたいテーマを絞って、簡潔に動画で内容が伝わるように工夫しましょう。
各SNS特性をしっかり理解して動画投稿を行う
各SNSには、それぞれ次のような特徴があります。
- Facebook・・・年齢層が高めで男性が多め。信頼性の高い真面目な投稿が受ける
- Twitter・・・若い男女が中心。洒落を利かせたような面白い投稿が受ける
- Instagram・・・若い女性がやや多い。インスタ映えするようなきれいな投稿が受ける
上記特性を理解しながら各SNSで適切な動画を投稿していくのが、SNSマーケティングの動画投稿で成功する一つのポイントになります。
例えばFacebookでは真面目に商品ができるまでの流れなどを動画にして投稿すれば、受けがよいでしょう。またTwitterではキャンペーンと組み合わせて、「1月5日限定、イチゴ商品キャンペーン」などと称して洒落た内容の動画投稿を行えば、たくさんの参加者を見込める可能性があります。
Instagramでは、商品やサービスの内容と併せた風光明媚な風景動画などをアップロードすれば、それだけ多くのユーザーの注目を集めるでしょう。このように各SNSごとの特徴を活かした投稿を行って、SNSマーケティングでの動画投稿を成功させましょう。
絶えず効果分析・改善を行う
SNSマーケティングで動画を活用する際は、動画投稿に関して絶えず効果分析・改善を行う必要があります。
分析はテキストや画像の投稿と同じように、いいね!数やシェア数、リーチ数などを見て効果が出ているか判断します。また再生回数や再生時間も計測できる場合は、それも分析内容に加えます。
分析後は効果が出ていない部分に対して改善を行い、次の施策に落とし込んでいきます。こうして改善点をどんどん次の施策へ活かせるような仕組みを作れば、将来的に動画投稿でさらに大きなマーケティング効果を見込めるようになるでしょう。
SNS動画マーケティングの成功事例
ここからは、参考としてSNSマーケティングと動画を組み合わせて成功した事例をご紹介していきます。
- 大手製菓メーカー
- 大手ハンバーガーチェーン
- 国際的ウォッカメーカー
大手製菓メーカー
某大手製菓メーカーでは、主力グミ商品に関連したアニメ動画投稿を行い、キャンペーンを行いました。
このキャンペーンはユーザーの影響により物語が変化するというのが面白いところで、多くのTwitterユーザーに注目されました。このようにユーザーのアクションによって動画内容が変わるキャンペーンを実施すると、大きなマーケティング効果が得られるかもしれません。
大手ハンバーガーチェーン
某大手ハンバーガーチェーンでは、ネット注文サービスについての認知度を高めるための動画投稿をFacebookやTwitterなどで行いました。
学生や子どものいる家庭など各ターゲットユーザーに合わせた動画を用意して、それぞれのユーザーに受けるように工夫がされています。このようにターゲットユーザーごとに分けた短い動画を何本か用意して投稿を行うのも、SNSマーケティングでの動画投稿を成功させる一つの手です。
国際的ウォッカメーカー
某国際的ウォッカメーカーでは、Instagramに商品販促用の動画を投稿しました。
その動画はまず事前にユーザーがInstagram内で公開した冷蔵庫内の写真をもとにレシピを考え、商品を使ったカクテルレシピをバーテンダーが実際に作って公開するという趣向を凝らしたものでした。このようにユーザー参加型で投稿を募集し、それをもとに商品をアレンジしたレシピを紹介するというのも、動画マーケティングをSNSで成功させる手法として有効です。
まとめ
今回は、SNSマーケティングで動画を活用するメリットをご紹介してきました。
Facebook、Twitter、Instagram、この大手3サービスで上手く動画投稿を駆使してSNSマーケティングを行えば、テキストや画像だけの投稿より大きなマーケティング効果が見込めます。また各SNSごとに動画投稿のルールが異なります。気になる方はそちらもぜひチェックして、各SNSで適切な動画投稿を行えるようにしましょう。