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基本を理解しよう!Youtube広告のメリット・デメリットをご紹介!
通信環境などの進化や動画配信プラットフォームの増加などで、最近動画広告が注目を浴びています。テキストや画像とは違い動的にコンテンツを表示できる動画広告は、効果的にアプローチができる有効な広告手法です。
動画広告を検討する際は、Youtubeでの広告出稿が視野に入ってくるでしょう。Youtubeに広告を出すときは、「Youtube広告」を利用する必要があります。Youtube広告のメリットやデメリットを知っておけば、スムーズに動画広告運用ができます。
今回はYoutube広告を検討している企業様向けにYoutube広告とは何か、そしてそのメリットやデメリットなどを分かりやすく解説していきます。
Youtube広告とは
Youtube広告とは、Youtubeに掲載される広告を指します。
Youtubeは動画配信プラットフォームとして最古参のサービスで、SNSの一つとしても数えられます。利用者数は動画配信プラットフォーム、SNSどちらとして見てもトップクラスで、SNSとして紹介される際は
- Faceboook
などと並んで紹介されることも多いです。
Youtubeでは、若い方から高齢の方まで性別にかかわらずさまざまな方が動画を楽しんでいます。Youtube広告ではこういったさまざまな属性を持ったユーザーに、広告を表示して宣伝が可能です。
Youtube広告のメリット
Youtube広告には、次のメリットがあります。
- 多様なフォーマットで広告を配信できる
- 細かいターゲティング設定が可能
- Youtube以外のメディアにも掲載できる
多様なフォーマットで広告を配信できる
Youtube広告には、多彩やフォーマットがあります。
- スキップ可能な動画広告・・・途中でスキップできる
- スキップ不可の動画広告・・・スキップ不可能
- バンパー広告・・・6秒以内の動画でスキップ不可能
- ディスカバリー広告・・・検索結果などに広告表示
- ディスプレイ広告・・・パソコン限定、大きめのバナー広告
- オーバーレイ広告・・・パソコン限定、動画中に出てくる細切れのバナー広告
- スポンサーカード・・・関連動画にカード形式で広告表示
それぞれの場面に適したフォーマットを利用すれば、広告効果を最大限にできます。
たとえば短い再生時間で効果的に認知度を上げたいときはバンパー広告、すでに自分の悩みなどが顕在化しているユーザーにはディスカバリー広告を駆使すればよい効果が得やすくなるでしょう。
細かいターゲティング設定が可能
Youtube広告は、Googleが提供しています。ですからGoogleの豊富なデータを活かした、細かなターゲティング設定が可能です。
- ユーザー属性グループ・・・ユーザーの年齢や性別など
- 詳しいユーザー属性・・・学生か、一軒家住みかどうかなど
- キーワード・・・指定キーワードに応じて適切に広告表示を行う
- トピック・・・指定カテゴリの動画に対して広告を表示
- 興味や関心・・・あらかじめ用意されているカテゴリからターゲットに合った項目を選択、カスタマイズによりさらにピンポイントな絞り込みもできる
こういった項目を個別に設定して、目標に応じた広告配信が可能です。
広めに広告配信を行いたいときは項目設定を緩め、狭めたいときは項目設定をきつめにすると広告効果が最適化されるでしょう。
ちなみに一昔前は「ブランドセーフティ(不適切なメディアに広告が掲載されてしまい、ブランドが毀損されてしまう事態を防ぐ取組)」に反し、Youtube広告がテロリストなど不適切なチャンネルの動画に配信されてしまうトラブルが発生し騒ぎになりました。
ただしYoutubeも手をこまねいていたわけではなく、ブランドセーフティに対する取組を強化しています。ですからブランドセーフティにある程度注意して配信設定を行っておけば、不適切なメディアに広告が表示される可能性はなくなるでしょう。
Youtube以外のメディアにも掲載できる
Youtube広告には、
- アウトストリーム広告
というフォーマットがあります。アウトストリーム広告を選ぶと、Youtube以外の提携メディアにも動画広告を表示できます。
Youtube広告だけでは、すくい取り切れないターゲットもいます。しかしYoutube以外にも広告を配信すれば、ターゲット範囲をカバーしながらリターゲティング施策なども打ちやすくなります。
このようにYoutubeだけに限らない広告配信ができるのも、Youtube広告のメリットです。
Youtube広告のデメリット
Youtube広告には、次のようなデメリットもあります。
- 広告がブロックされる可能性がある
- 目的に対してフォーマットを選ばないと効果が出ない
広告がブロックされる可能性がある
Youtube広告は、ダイナミックなアピールができる有効な動画広告です。しかし残念ながら、ブロックされてしまう可能性もあります。
最近以前よりも、各動画で複数のYoutube広告が表示されるようになってきました。Google側でもYoutube経由でたくさん収益を得たいということでしょうが、何度も広告が表示されYoutube広告にうるささを感じる方も多くなりました。
以前は某コーヒーの動画広告が同じ日に何度も流れ続けるなどの事態も発生し、多くの苦情がネットに寄せられました。
こういった流れで、広告ブロックサービスを導入する方が増えています。広告ブロックサービスは広告部分を感知し、広告を非表示にできます。そしてバナー広告だけでなく、Youtube広告にも効果があります。
自社の広告が原因で広告ブロックサービスが導入されるわけでもなく、配信前にブロックされていれば自社では打つ手がなくなってしまいます。
このようにYoutube広告にはデメリットもある点はしっかり理解し、他ブロックされない広告手法との連動も考えていきましょう。
目的に対してフォーマットを選ばないと効果が出ない
Youtube広告は、さまざまな戦略が取れる分目的に応じたフォーマットで広告配信を行わないと効果が出ません。
たとえばコンバージョン目的でスキップ不可の広告を流すと、場合によっては「購入するつもりもないのに煩わしい」と思われブランドイメージが下がる可能性があります。また認知度拡大のためにディスカバリー広告を打っても、悩みが顕在化していないユーザーに広告を届けにくいです。
このように動画フォーマットによってメリット・デメリットが分かれるので、目的に沿ったフォーマットを選んで配信を行っていきましょう。
まとめ
今回はYoutube広告とは何か、そしてそのメリットやデメリットもご紹介してきました。
Youtube広告を活用すれば、Youtubeの幅広いユーザーをピンポイントで選び効果的なマーケティングが可能になります。ただしYoutube広告を利用する際は広告ブロックで広告が届かない可能性がある点に注意し、適切なフォーマットを選びながら配信を行いましょう。
ぜひYoutube広告を利用して、動画広告によるダイナミックなマーケティングを始めてください。