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Googleアルゴリズムの変更履歴をまるっと解説【アップデートの歴史】

googleアルゴリズム

Googleアルゴリズムの変更は、SEOに携わる人たちにとって非常に気になる情報だと思います。

今回は、

  • Googleアルゴリズムとは何か
  • 代表的な8つのGoogleアルゴリズムアップデート
  • アップデート情報をキャッチする方法

以上3つについて解説します。

Googleアルゴリズムとは?

Googleアルゴリズムとは、検索結果画面に表示するコンテンツの順位を決めるためのプログラムのことです。

ユーザーが検索したキーワードに対して最適な情報を表示するために、200個以上のアルゴリズム要素があるといわれています。

アルゴリズム要素を全て把握していれば検索結果画面で上位表示を狙えるわけですが、Googleアルゴリズムの詳細は非公開となっています。

そのため、SEO担当者は、公開されている情報の中から、アルゴリズムの内容を予測し、読み解いていく必要があります。

なお、筆者としては、Googleアルゴリズムのアップデートに対応していくために、

  • アップデートの意図、方向性を理解する
  • 公式からの情報には必ず目を通す
  • これまでのアップデートの歴史を知り、Googleが進む方向を掴む

以上の点を必ずおさえておくことをおすすめします。

Googleアルゴリズムアップデートの歴史

Googleアルゴリズムは、これまでに様々なアップデートが行われてきました。

ここでは、特に代表的なGoogleアルゴリズムアップデートである次の8つを紹介します。

  • パンダアップデート【2011年】
  • ペンギンアップデート【2012年】
  • ハミングバードアップデート【2013年】
  • ベニスアップデート【2014年】
  • クオリティアップデート【2015年】
  • モバイルフレンドリーアップデート【2015年】
  • モバイルファーストインデックス【2018年】
  • BERTアップデート【2019年】

各アップデートで何が変更されてきたのか、ポイントを簡単に解説しているので参考にしてください。

パンダアップデート【2011年】

パンダアップデートは、質の低いコンテンツの検索順位を下げるためのアップデートです。

量産コンテンツやコピーコンテンツが溢れていた状態を改善し、質の高いコンテンツを上位表示させることを目的として行なわれました。

ペンギンアップデート【2012年】

ペンギンアップデートは、質の低い被リンクをかき集めるWebサイトを取り締まるためのアップデートです。

アップデート以前は、被リンクの数が多いサイトが上位表示されやすいアルゴリズムだったため、業者による被リンクの売買や、自作自演の被リンクが大量にある状態でした。

アップデート後は、こういった悪質な被リンク対策に対して非常に重いペナルティが課せられるようになっています。

ハミングバードアップデート【2013年】 

ハミングバードアップデートは、キーワードの文脈をより正確に理解し、関連性の高い検索結果を表示できるようになったアップデートです。

アップデート以前のGoogleは、キーワードをただの単語の羅列として認識していたため、ユーザーの意図に適合しない検索結果も多く表示されていました。

しかし、アップデート後は、キーワードに対して適合性の高い検索結果が表示されるようになり、ユーザーのニーズを意識した質の高いコンテンツを提供する必要性が高まりました。

ベニスアップデート【2014年】

ベニスアップデートとは、ユーザーが検索した場所を考慮して検索結果を表示できるようになったアップデートです。

飲食店といった、地域に関連するキーワードに影響するアップデートで、地域性の低いキーワードは影響が少ないアップデートです。

クオリティアップデート【2015年】

クオリティアップデートは、質の高いコンテンツの評価を上げるためのアップデートです。

パンダアップデートでは質の低いコンテンツを掲載しているページのみを対象としていましたが、クオリティアップデートでは特定のページだけでなくサイト全体が対象となります。

モバイルフレンドリーアップデート【2015年】

モバイルフレンドリーアップデートは、スマホに対応していないWEBサイトの評価を下げるためのアップデートです。

スマホユーザーが増えたことに影響を受け、モバイルに最適化しているWEBサイトを高く評価するようになりました。

モバイルファーストインデックス【2018年】

モバイルファーストインデックスは、モバイルページの評価を基準として、検索順位が決定されるようになったアップデートです。

アップデート以前は、PCページが基準となっていましたが、スマホユーザーが大半となったことを受けて、モバイルページに基準が置き換えられました。

BERTアップデート【2019年】

BERT(バート)アップデートとは、人工知能ベースの自然言語処理技術を採用し、キーワードの文脈理解の精度を高めるアップデートのことです。

これにより、キーワードに対してより関連性の高い検索結果が表示されるようになりました。

BERTアップデートでは、長い文章型の検索キーワードで特に効果を発揮します。

Googleアルゴリズムのアップデート情報をキャッチする方法

Googleアルゴリズムのアップデート情報を早くキャッチしたいという方は、次の3つをチェックするのがおすすめです。

①Google ウェブマスター向け公式ブログ

https://webmaster-ja.googleblog.com

②Google ウェブマスターオフィスアワー

https://www.youtube.com/user/GoogleWebmasterHelp

③海外SEO情報ブログ

https://www.suzukikenichi.com/blog/category/seo-news-watch/

その他にも、SEOに精通している人のTwitterやブログなどをチェックするのも良いでしょう。

まとめ

今回は、Googleアルゴリズムについて紹介しました。

本記事で紹介しているのは、あくまでポイントのみです。

SEO担当として対応していく方は、ぜひもっと詳しく各アップデートについて理解を深めるようにしましょう。